シスター 向井 ヨシ子 マリア |
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帰天年月日 |
2022年10月12日 |
場所 |
大分県 |
修道生活 |
66年間の修道生活 |
略伝 |
Sr.向井は、9人兄弟姉妹の8番目の子どもとして信仰篤いカトリック信徒の家に生まれ、その10日後にマリアの霊名で洗礼の恵みに浴しました。農業を営む慎ましい家庭で、兄弟たちに囲まれ、皆から、特に父親から可愛がられて育ちました。幼少の頃から信仰生活に生きることを家庭の中で学びました。 23歳の時、別府の聖マリア・マザレロ修道院に電話をかけたところ、Sr.マリア・ピエトロベッリの温かい呼びかけに心が動かされ、マリア様に深く信頼し、熱心に祈り、聖霊病院を退職してFMA会への入会を決意しました。 1951年9月、別府聖マリア・マザレロ修道院に入会しれ、1956年8月5日初誓願を立てました。立願後は14年間別府聖心修道院で調理担当者として働き、1870年から次いで中津の天の元后聖マリア修道院でサレジオ会員のための奉仕、その後はサレジアンシスターズの支部で、ドン ボスコとマードレ マザレロの精神に従い青少年の救いのために、姉妹や子どもたちの食や健康を支え、FMAとしての使命を全うしました。 2022年10月10月8日、病者の塗油を受け、12日夜、19時56分、主との出会いこの世を後にし、慈しみ深いおん父のみ許へと旅立ちました。 好きな聖書の箇所は何ですかと問われると「カナの婚礼。イエスの母がそこにいた。イエスも、その弟子たちも婚礼に招かれた。その場面を思い浮かべながら、自分もすべてを捧げ、めだたなくても常にマリアのように生きようとしてきました」と言いました。誓願50周年には「今までキリストとともに人生を歩んでくることができたことに大きな喜びを感じています。残されたこれからの人生も、神様の恵みのうちに愛と真心を尽くして生きていきたいと思います。すべての姉妹に感謝! 主よ、ありがとうございました」と書き残しています。 |