ページのトップへ

亡き姉妹のおもかげ Sr.アンナ

Sr.ベルトゥレッティ リタ アンナ

帰天年月日

2021年4月4日

場所

東京都

修道生活

74年間の修道生活

略伝

ベルガモ(イタリア)のアルプス山脈で発電所の責任者として働く父親と8人の子どもの長女として信仰の篤い家族で育ちました。
幼い頃、重病に陥り、父親が捧げた「アンナの病気が治るなら、修道院に差し上げます」との祈りは聞き入れられました。
家を離れる時、小さな子どもを抱え仕事の多かった母親を残すことに心を痛めましたが、1943年、ベルガモのノッサで入会し、1946年、ルガニャーノの初誓願を立て、幼稚園教師として働きました。
1949年11月14日、日本第9回宣教女(6人)のためジェノヴァ港を出発し、1950年1月21日、横浜に入港しました。
難しい日本語の勉強とともに、働き者のSr.アンナは、宣教精神と奮発心に燃え、東京星美学園、サレジオ会志願院、山中雪の聖母修道院で、会計係、院長、黙想棟管理者として献身しました。
明るくて元気だったSr.アンナも次第に体力が衰え、2017年に清瀬の聖ヨゼフホームで穏やかな生活を過ごしていました。今年1月に大腿骨骨折で入院し、敗血症を起こし、最後の聖なる三日間を終え、主の復活を祝うために主のみもとに旅立ちました。